私も長年悩まされてきましたが、歯ぎしりは顔のゆがみや肩こりにも影響すると知り、マウスピースで対策することにしました。
寝ている間の歯ぎしりは、主にストレスが原因と言われています。
私は学生時代から「ギリギリ」と横にこすり合わせる歯ぎしりをするクセがあり、母や旦那から「暗闇からおぞましい音が聞こえるのは怖い」と言われてきました……。
先月から虫歯治療に通い始めたため歯医者さんに相談したところ、歯ぎしり予防にマウスピースをすすめてもらったので、さっそく作ってみました!
「値段はどれくらいかかるの?」
「使ってみるとどんな感じなの?」
「歯ぎしりは本当に防止できるの?」
など興味はあるけど迷っているあなたに、マウスピースを作るのにかかった費用や使用感を公開しますね✨
歯ぎしり防止に歯医者さんでマウスピースを作ったよ!費用・洗浄方法・使用感をレビュー
歯医者で歯ぎしり防止マウスピースを作ろう
「気になるけどしょうがない」と放置していた歯ぎしりグセでしたが、改善しようと思ったきっかけはいくつかあります。
- 左奥歯が痛い
- 左奥歯が削れている
- あごが左にややゆがんでいる
- 頭痛と肩こりがひどい
左奥歯に小さめの虫歯があり、現在治療中。
ただ、それほど根が深くないので、痛みが出るのは虫歯以外が原因の可能性があります。
歯医者さんから「歯ぎしりをしてますね〜」と言われドキッとしましたが、左奥歯が不自然に削れているからすぐわかったそうです(笑)
歯が削れるのは、もちろん良いことではありませんよね。年をとっても自分の歯で食事がしたいですし。
顔の左右のゆがみ・頭痛も以前から気になっていて、これも歯ぎしりがなくなれば改善されるかも(かも)とのことでした。
歯ぎしり対策の一歩は、マウスピースが使われるのが一般的です。歯と歯の間にクッションとなるマウスピースを挟むことで、歯を守るんですね。
では、歯医者さんで歯ぎしり防止マウスピースの詳細をご紹介します!
費用の相場(領収書を公開)
歯医者さんでマウスピースを作ると、保険適用で5000円程度、保険適用外だと5000〜3万円と言われています。
私がかかりつけ歯科で支払った費用は、保険適用内で5600円でした。
費用は歯医者さんによって異なり、マウスピースを作る前に総額いくらかかるのか、説明してもらえるはずです。
作るようすすめられた時点で「高い」と感じたら、断っても問題ないでしょう。
個人的には、安くはないけどオーダーメイドでぴったりフィットするものを作ってもらえるし、5000円くらいしても妥当な金額かなと納得しています。
作るのにかかる時間
マウスピースを作る前に、歯の治療をします。
けずったり詰め物を入れたりすると、歯の形状が変わりますよね。歯の形がさだまってから型を取った方が、しっかり歯にはまるマウスピースを作れます。
私の場合ですが、マウスピースを作るのにかかった時間は、
- 1日目 歯型を取る
- 2日目(1週間後くらい) マウスピースが完成し、調整する
合計2回の診察で完成しました。(歯医者さんによっては、1日で完成させてくれるかもしれません)
マウスピースはどれくらい使えるのか(耐久性)
5000円以上するオリジナルのマウスピースは、どれくらいの期間使うことができるのか、歯医者さんに聞きました。
すぐ壊れて使えなくなったらもったいないですもん。
「マウスピースは基本的に半永久的に使えますが、付けた時に違和感が出てきたら削って調整し、破損してしまったら作り直しになります」とのことでした。
そう簡単に壊れることはなさそうだけど、大切に使って長持ちさせたいですね!
マウスピースの洗浄方法
マウスピースの洗浄方法も、歯医者さんに質問しました。
「歯磨き粉をつけて歯ブラシで洗うんですか?」と聞くと、「歯磨き粉は研磨剤が入っていて、素材が削れてしまうので使わないでください」ですって(危なかった!)
水洗いをするか、食器洗い用洗剤を使って優しく洗い流すように言われました。
ドラッグストアではマウスピース専用の洗浄剤も販売されていて、殺菌・除菌をバッチリできるので使ってみても良さそうですね。
私の知り合いで、過去にマウスピースを使っていて口内炎がたくさんできたという経験がある人がいます。
どうやらマウスピースを洗浄するという意識がなく、ちゃんと洗ってなかったんですって。不潔が原因で口内炎ができたのかもしれませんね💦
マウスピースの使用感をレビュー
使ってみてどうなんだー!違和感はないのかー!
言っちゃうぞー!!!!
歯にはめた時の感想
マウスピースは上の歯にはめるものなんですが、初めて付けた時は「超へんな感じ〜!」って思いました。
歯と歯茎はそうでもなかったのですが、上あごにつく部分(フィットする部分が思っていたより広い)の違和感が凄くて、舌でレロレロしたくなります(笑)
噛み合わせは、それほど違和感がありません。
これは、マウスピースの噛み合わせ部分を歯医者さんが調節してくれているからです。
とくに、歯ぎしりグセが強そうな左奥歯は、「装着→噛み合わせ確認→少し削る」を何度も繰り返してもらいました。
歯にピッタリはまるかどうかより、寝ている間に違和感がないよう歯と当たる外側の形状の方が大事なんじゃないかと感じています。
もし、ネットショップで市販のマウスピースセットを購入して自宅で作ったとしても、こんな上手くできるとは思えません。
市販マウスピースの方が安いけど、使い続けるのはちょっと怖いかな?
ちなみに、装着時の違和感は使用開始から10分もすれば慣れて、朝までぐっすり眠れました(鈍感)。
朝起きた時の感想
起きたら口がヌメヌメしたー!!!!
マウスピースのせいなのかわかりませんが、よだれがベタついて気持ち悪くなりました。すぐに洗面台にむかい、マウスピースを外してクチュクチュうがいをしました。
はめた状態からずれることなく、朝までちゃんとはまってたので良かったです✨
使い始めて1週間、毎日つけてもずれていた日はありません。
歯ぎしりを予防できたか自分では実感がないけれど、少なくとも上の歯が守られているから、歯と歯が擦り合うことはないはずです。
効果は長く使ってみないとわかりませんね〜。
マウスピースを使う時の注意点
歯ぎしり防止としてマウスピースを使うなら、以下の注意点を守りましょう!
- 装着前に歯磨きをする
- 使用後は洗浄する
- 高さが合わないなど違和感があれば歯医者さんに相談する
寝る前に必ず歯磨きをすると思いますが、磨き残しがあると虫歯菌がマウスピースの中で大繁殖するかもしれませんよね💦
歯の表面はもちろん、歯と歯の間や奥歯のみぞなど歯垢が溜まりやすい部分は入念に!
そして、使ったら水洗いでも良いので必ず洗い流すこと。衛生的に管理します。
最後に、使用感が気になったら我慢せずに歯医者さんに相談しましょう。
歯の治療で少し噛み合わせが変わっただけで、変な感じがしませんか?噛み合わせの不具合は、あごへの負担だけでなく、精神的なストレスがたまるおそれもあります。
「まだ使い始めたばかりだし、もうちょっと様子を見よう」
それもあるかもしれないけど、1週間たっても慣れないようならマウスピースを持参して、歯医者さんに再調整してもらってくださいね。
歯医者でマウスピースを作ってよかった!
歯ぎしり防止マウスピースを歯医者さんで作った時にかかった費用や使用感について、まとめてご紹介しました。
- 費用の相場は保険適用で5000円程度、保険適用外だと5000〜3万円程度
- 作るのにかかるのは2日(歯医者による)
- マウスピースは何年も使える(合わなくなる・壊れることもある)
- 歯のフィット感よりも噛み合わせの調節が重要
- 装着前の歯磨き・使用後の洗浄・使ってみてから再調整をする
いろいろ書きましたけど、マウスピースを作って大満足しています!
歯ぎしりが治ると顔の筋肉の緊張がほぐれ、小顔効果も期待できるとか…… まじで期待しています……。
市販マウスピースを愛用している人もいますので、完全否定するつもりはありません。ただ餅は餅屋、歯は歯医者にお願いした方が絶対いいと思いました。
気になるのは費用ですかね?
5000円が高いかどうかは人それぞれでしょうけど、私はそれ以上の価値があると感じています✨