人間の病院以上?
混んで待たされるのが常識な動物病院!
待っている間に、ペットは他の動物におびえて震えてしまうし、具合がますます悪くなりそう。
私も春になると、4匹の飼い猫に予防接種を受けるために、長い診察待ちを覚悟して動物病院に足を運びます。
だけど、先日気がつきました。
なんだか今日は待ち時間が短くて済んだぞ?いつも適当に通院していたけど、空いてる曜日や時間帯があるのかも?
あなたとペットの時間的・心理的負担を、少しでも軽くするために、動物病院の混雑をさける方法についてご紹介します!
動物病院はいつも混むわけじゃない?空いてる曜日と時間帯を狙おう!
動物病院が混む曜日と時間帯
うちのかかりつけ動物病院は、院長先生が野良猫の保護運動をなさっていて、治療費が他の病院よりも安いです(ありがたい)。
そのため、病院は毎日大盛況!
風邪気味の猫、予防接種を受けに来た犬、便秘のハムスターなどなど、待合室は混雑しています。タイミングが悪いと、半日以上病院に滞在する羽目に…。
待たされる飼い主も辛いですが、猫のように他の動物を怖がる生き物は、かなりストレスを感じてしまいます。
早く治療を受けて、自宅でゆっくりさせてあげたいですよね(´-ω-`)
動物病院が混む曜日と時間帯は次の通り。
病院の規模や人気度によりますが、猫仲間の友人達から話を聞いたところ、ほぼ下の項目に当てはまることがわかりました。
【いつ混むの!?動物病院】
・休診日空け
・土日
・連休前
・午前中
・午後診察の開始直後
……空いてる日なんてないじゃん!!!!
という結果になってしまうのですが、そこをどうやって掻きわけていくかというところです。
同じ曜日に診察を受けるにしても、ちょっとしたポイントに気を付けることで、病院での待ち時間を短く済ませることができます♪
動物病院が空いている曜日と時間帯
平日の朝一番
ペットの状態によって、緊急で病院にいくかどうか変わってきます。
・猫の目やに!原因を見分けるポイントは3つ♪
ひどい下痢・おう吐や怪我など、急いで診てもらいたい場合を除き、動物病院にいくのは飼い主の都合の良い日になると思います。
もしそれが平日であれば、朝一番で病院に行き診察順を取りましょう。
「みんな早く受診したいんだし、朝一は混むんじゃないの?」と思いますか?(笑)それは正解です。
ですが、動物の診察は1匹・1頭ずつに時間がかかるため、順番が後になるほど待ち時間が長くなります。
下のイラストをご覧ください。
(*あくまでも参考例です。もっと時間がかかる場合も、時間がかからない場合もあります)
単純に、早い時間に行けば早い時間に終わるというだけでなく、待ち時間の長さも違いますよね。
先に待っているワンコやニャンコが、みんな診察に時間がかからない症状ならいいけれど、病院に連れてくるくらいなのだから、ジックリと先生に診てもらいたい状態だと思います。
うち子を早く診て欲しい。
誰もがそう思っているはずです。
早い時間に診てもらうためには、受診時間の30分程度早くから病院で待機することをおすすめします。
病院が空いていなかったら、入り口前で待っている感じですね。時間外の順番待ちを禁止している動物病院は、決まりに従ってください。
ところで、午前中が混雑する理由はご存じでしょうか?
実は、動物病院から「午前中に受診してください」と指示を受ける場合が、多いからなのです。
午前中が混む理由は?
・予防接種
・避妊、去勢、その他の手術
・急患
狂犬病、猫の三種混合ワクチンなど、定期的に受けたい予防接種。午前中のみ受け付けている病院が多いです。
それは、注射を受けた後で元気がなくなったり熱が出たりと、体調が悪くなる場合がまれにあるため、午後は安静にして再診できるようにという配慮がされているからです。
手術を受ける動物は、前日の夜から食事と水を制限されますが、手術当日も空腹で過ごさせ、興奮しないように静かに待機させるようです。
また、夜のうちに症状が悪化したペットは、できる限り早い時間に受診して緊急措置を行います。
軽度の風邪や便秘の動物が、後回しされるいうことではありません。
でも、1分・1時間、早く治療しなければならない状態の動物は、優先されるべきだと思いますよね?^^
診察順が3番目であっても、20分30分と待たされることもあるのだから、20番目じゃ何時になるかわかりません。
結局、早い時間に行くのが吉というわけです。
土日は午後の方が空いている
土日の混雑と来たら!!!!
日曜休診の病院は多いですが、やっているとしたらイモ洗いのごとく混んでいます。うちのかかりつけ病院は、待ち合い室が人と動物の熱気で汗ばむくらい。
お仕事をされている方、多頭飼いのペットを車で連れて来院する方(車の運転はお父さん)、休みの日しか病院に来れないペットたちが集まります。
時間がかかるのを予想して、みなさん午前中からスタンバイ。
混雑のピーク時間帯は、お昼前ではないでしょうか。午前診療時間をオーバーしてしまうこともあります^^;
ところが…。
私も何度も土日に受診していますが、感覚的に午後診療の後半である3時以降は、午前中よりも混んでいないと感じました。待ち時間も短めでしたね。
休日を病院だけでつぶしたくないと考え、午前中の診察が集中するようです。
午後休診の動物病院なら仕方ありませんが、土日は午後の方が空いているかもしれません。緊急性がない診察なら、夕方おすすめですよ^^
予約して診察を受ける・予約のできる病院を選ぶ
事前に診察を電話で予約できる病院を選べば、待ち時間はほとんどかからないでしょう。
当たり前のようですが、うちのかかりつけ病院は予防接種を含むすてべの診察が、予約できません。だから、待たされても仕方ないと思っています(手術は予約制です)。
それでも、先生が親切だし費用が少なくて済むし、他の病院にかかることを考えたことはないですね。
もし、これからかかろうとしている動物病院にこだわりがないのなら、予約のできる病院を選ぶといいですよ。
ネットで調べてみたら、病院で15分以上待った経験がないという意見を寄せている方は、やはり予約後の来院でした。
羨ましい^^
・待たされない病院の方が診察が丁寧?
↑ こんなウワサがあるようですが、サービスの質と混雑具合は費用や診察とは関係がなく、病院によって違います。
近郊にたくさんの病院があるようなら、HPや口コミサイトで評判を調べ、混雑状況を確認しておきましょう♪
動物病院が混む理由は診察に時間をかけているから
動物病院が混む曜日・時間と、空いている曜日・時間、待ち時間を短くするポイントについてまとめました。
長く待たされるとイライラします。ペットが心配、受付が遅いんじゃないか、先生の手際が悪いんじゃないか。待合室で愚痴を呟く人も、少なくありません。
ここでイラついても、診察が早くなるわけじゃない。
動物病院が混む原因は、先のお話した通り、個々の診察を丁寧に行っているからです。
人間のように問診はできないし、ここに座ってくださいといっても座りません。うちの三毛猫は、注射前に診察室から脱走して、病院内を駆け回り迷惑をかけました^^;
飼い主は、ペットの症状をこと細かく先生に伝えます。
自分の体調よりも、ペットのことが気にかかる。本当の子供のように大切だから。
そして、ますます診察時間が伸びるのです。
この記事でご紹介したポイントをおさえて、混雑を回避してくださいね。
たとえ1時間待つことになったとしても、イライラせず、ペットを安心させるために声をかけてあげましょう。
もうすぐだよ。
一緒にいるよ。
お大事になさってください!