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入学準備

【入学準備】小学校に入る前の勉強は必要なの?

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小学校入学前にひらがなが読める程度の勉強をしてくるお子さんは、全体の約8割だそうです。

うちの子は大丈夫かな?
勉強についていけるかな?

ママ友に「教えてないのにいつのまにら読み書きができるようになってたのよ」とかマウンティングされると、すごく不安になりますよね(汗)

 

我が家の次女も4月から小学校に入学するのですが、1月1日現在で読み書きがほぼできません。

「入学前に勉強なんてしなくて大丈夫」「よその子と比べてもしかたない」という意見もあるでしょう。それでも私は、入学までの3ヶ月を使ってなんとか次女にひらがなを習得させてあげたい。

この記事では、これから小学校に入るお子さんをお持ちのママに、入学準備としての勉強の必要性についてまとめます。

【入学準備】小学校に入る前の勉強は必要なの?

 

入学準備としての勉強はなぜ必要?

幼稚園や保育園を卒園したての子どもにとって、小学校は「キビしい」場所と感じると思います。

 

遊び中心だった園での生活から、勉強中心の学校生活へ。勉強の内容以前に、「やらないと」というプレッシャーを感じてしまう子も多いでしょう。

入学したての時期は、先生は丁寧にゆっくりとお話してくれますし、「筆箱をだしてください」「ノートを開いてください」と動作の一つ一つを優しく指示してくれます。

ここでサッと行動に移せるか、学習準備をせずに消しゴムを転がして遊んでいるか……。

 

自由奔放な子は発想力豊かだったり、運動が得意だったりしますけどね(笑)

二学期三学期とすすんでいくうちに学習スピードは早くなりますので、「勉強をする姿勢」を早めに整えておかないと、その先もちょっと大変になるかもしれません。

 

また、学校の教科書を読むには文字を覚える必要がありますし、提出するプリントや作品に自分の名前を書くシーンも多いです。

これがまったく文字に触れ合っていない状態で授業を受けるとしたら、子供にとってかなり負担になるでしょう。

 

我が家の長女は、入学前に自宅で勉強を教えていませんでしたが、保育園で教えてもらっていたためひらがなの読み書きは、完璧とはいかないまでもだいたいできていました。

「子供が興味を持ったら自然と文字を覚える」

長女は赤ちゃんの頃から絵本が好きで、ひとりで読めるのが嬉しくてどんどんひらがなを覚えたがりました。

次女は絵を眺めるのは好きだけど、文字は興味なし。絵本の絵に合わせてオリジナルのストーリーを話してくれることもあります(想像力豊か)

 

このまま文字に興味を持たなかったら?

1年生になったとたん、文字を覚えて計算を覚えて集団行動のルールを覚えて……。適応能力が高い子供とはいえ、ストレスが溜まってパンクしてしまいそうですよね。

だから、学校生活をスムーズに進められる「とっかかり」としてひらがなを覚えて、ちょっとでも次女の負担を軽くしてあげたいんです。

小学校入学前の勉強方法

勉強って言葉がすでに抵抗ある〜!!!
とっつきにくい〜!!

これは人生をエンジョイするためのイベントのひとつなんだ。やらないといけないことじゃない、好んで取り組んでいく趣味のひとつなんだ。

 

いやいや、勉強は勉強です。

手遊びで数字を覚えるとか、しりとりで言葉を覚えるとか、遊びの中に勉強を取り入れることもできるけれど、入学準備として勉強をするのなら、

  • 決まった時間は落ち着いて座っている
  • 先生の指示通りに行動する
  • 学習の準備をして鉛筆でノートを取る

当たり前の授業をすんなりと受け入れられるように、模擬授業的な学習方法を取り入れたいですよね。

 

ひらがなの読み書き練習

 

1年ほど前にも次女(当時5才)にひらがなの読み書きを教えようとしたことがあります。

長女の鉛筆を借りて、いつも使っている自由帳に私が見本のひらがなを書き、次女になぞらせたり自分で書かせたりしました。

この時の失敗は、文字を練習した軌跡があとで見返すことができず本人の達成感が少ないことです。それから母親である私は字がへたくそで、先生としてのレベルが非常に低いのもよろしくなかったでしょう。

次女は文字の勉強に魅力を感じられず2週間ほどで嫌がるようになり、嫌がる次女をなだめるのに私が疲れてあっさり挫折。

そのうち覚えればいいか〜とズルズル時が流れてあと3ヶ月で入学!!

 

残り100日あまりは実りある勉強をしたいので、ちゃんと次女専用の道具を用意しました。

  • 入学準備ドリル(くまのがっこう、ひらがな・数字)
  • ノート(ジャポニカ学習帳)
  • 下敷き(ぼんぼんりぼん)
  • 鉛筆(ピンク&紫、イオン)
  • 鉛筆キャップ(ピンク、イオン)
  • 赤鉛筆(トンボ)
  • 消しゴム(MONO)
  • 筆箱(カワイピアノ教室)

 

学校で使う勉強道具は授業に集中しやすいように、キャラクターものではなくシンプルなデザインの文房具を選ぶと良いでしょう。学校側で指定してくるところもあります。

ただ、今は「勉強に対するモチベーションをアップ」して欲しかったから、できるだけ次女が好きな色&デザインの道具を選びました。

ノートは文字の練習がしやすい、安定のジャポニカ学習帳をチョイス。もっと可愛いのがあればよかったのだけど。

 

入学準備ドリルは出版社ごとにたくさんの種類が販売されています。

うちはくまのがっこうを選びましたが、内容のわかりやすいさと見やすさを確認してから購入したいので、本屋さんでパラ見するかネットショップの口コミを参考にしてくださいね。

 

最初のうちは、「鉛筆を持つ」「ノートに文字を書く」「消しゴムで消す」を慣れてもらいます。

ひらがなは「あいうえお」順通りではなく、「い」「く」「こ」など、簡単なものから選んで書かせた方が、書ける喜びを感じられるかなと考えてています。

次は名前の書き方を覚えて、次は名字を覚えて、お姉ちゃんの名前を覚えて……。

押し付けにならないように1日15分程度は集中して勉強し、終わったら褒めてあげると心がけたいですね。

 


こちらは幼児向けの知育絵本と知育玩具で、2才くらいから視覚的にひらがなと親しめるように作られています。

 

今さらですが、知り合いのお子さんがアンパンマンのおかげですぐに読み書きできるようになったと教えてもらい、クリスマスプレゼントとして購入しました。

絵本は、左ページは大きなイラスト、右ページは大きな文字と書き順が書かれた、とっても見やすい知育絵本です^^

 

数字の読み書き、簡単な計算

今のところ、1から30くらいまではそらで数えることができる次女。ですが、10以上の数字は読むことはできません。

足し算と引き算は、いちごを食べる時に「残り何個?」と考えさせて試したところ、なんとなくわかっているようでした(なんとなく)。

 

購入したくまのがっこうドリルはイラストが多く、同じ数のもの同士を線でつなぐ、描かれているものの数のぶんだけ○を塗りつぶすといった、子供が好きそうな方法で数字を理解できるようになっています。

後半は足し算式がガンガン登場し、「ここまでは無理だろう」と思いますが、できるところまですすめておきたいですね。

 

目標は100まで数えられて、100まで書けて読めること。

算数よりも、文章問題が読めるようにひらがなを覚えるのを優先したほうが、算数嫌いにならずに済むかと思います。

 

不器用で勉強は不器用な子もいると感じてます

長女と次女、二人の娘を見ていて感じることがあります。

長女は覚えるコツをつかむのが早くて、次女は覚えるのが苦手なんじゃないかと。

 

私自身は小学校時代に勉強で苦労とした記憶が、ほとんどありません。算数が得意で、授業中に習ったことをすぐに理解できて、テストもそこそこの成績でした。

漢字を覚えるのは練習が必要で、興味のない社会科・とくに歴史関係は不得意だったけど、別にできなくてもいいやと適当な勉強しかしませんでした。のちに高校受験で苦労しましたが……。

私は優秀だったのか?と言えば全然そんなことはなく、優秀な子は他にたくさんいてクラスで真ん中くらいの成績でした。

ですが、クラスには算数が圧倒的にできない子や漢字が本当に書けない子がいました。

「この子、なんでできないんだろう」

言い方を悪くすれば「頭悪いんだな」などと、できる自分と比べて優越感にひたったり嫌な子供でした。たぶん、多くの人が経験することだと信じています…!

 

覚えるコツが掴めない。
だから勉強が楽しくない。

コツをつかむにはどうしたらいいのでしょう?

 

まずはやってみる。できなかったことをやり直す。最初は頭の中の半分以上が「勉強嫌だな」だったとしても、コツを掴めば「自分はできる」の自信につながる。

ほかの子ができるからといって、うちの子も同じレベルにならなくても良いかもしれません。

でも、うちの子なりのペースで勉強と向き合って欲しいから、覚えるコツを掴むよう親としてサポートしていきたいですね。

(*発達障害のあるお子様に対する差別的意味合いはありません。あくまで「うちの子」を基準に文章を書いていますが、気になる部分がありましたらコメントをいただけるとありがたいです。)

入学準備の勉強は小学校を楽しむために必要

小学校入学は、人生においてすっごく大きな出来事です。

 

小学校の友達関係が中学高校まで続くでしょうし、運動も学習も基礎的な部分は小学校で学びます。

音楽も図工も生活科も大切。
勉強も頑張って欲しい。

クラス全体が足並みそろえて「せーの!」で授業をスタートする4月に、なにも準備していなくて戸惑ってしまわないように、少しずつひらがなを覚えて欲しいなあと思います。

学校をいっぱい楽しんで欲しいから、そのために勉強を始めます。

 

「できないよ」
できないから練習しているんだよ。今から覚えるんだよ。

「わからないよ」
わからないから教えてもらうんだよ。今からできるようになるよ。

 

親があれこれ心配しなくても、とっとこひとりで歩いていく長女と比べ、道草大好きで手をつながないと真っ直ぐ歩いてくれない次女。

しんどく感じる時もあるけれど、一緒に歩ける今がとても大切に感じています。

 

次女の学習の進みについては、別記事で追ってご紹介していく予定です。

どれくらい勉強すればいいのか、どれくらいできていると入学してから困らないのか、参考にしていただけらた幸いです^^

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