年賀状は、あとで足りなくなったら困るからと必要枚数よりも少し多めに買っておいた方が安心!
元日に自分が出してない人から気合の入った年賀状が届いた時の衝撃は、何度経験してもヒヤッとします。
ヤバイ!すぐ印刷して返信しないと!
あせってコンビニに買いに行っても、無地は売り切れていて、微妙なセンスのイラスト入り年賀状しか売ってなかったりするので(笑)
一通り送った後、数枚の年賀状が手元に残ってしまうんですよね。
お年玉くじの発表が済めば完全に要らないものになり、捨てるのももったいないしと棚の奥に閉まっておくパターン。
平成27年6月1日に普通ハガキの料金は52円から62円に変更になったので、そのまま使うことはできません。
それじゃハガキか切手に交換する?
来年の年賀状に交換できる?
あまり年賀状の使い道として「新しい郵便商品との交換」を選ぶかたが多いと思いますが、「募金」という選択肢があるとのはご存知でしょうか?
あまった年賀状は交換できます!だけど募金という使い道があることも知ってほしい!!
【基本の使い道】あまり&書き損じ年賀状の交換
1枚1枚イラストを添えて仕上げたり、宛名だけは直筆で書いているかたもいらっしゃいます。
心がこもってるなぁ、受け取るとホッコリ胸が暖かくなります。手間暇かけて、きっと書き損じも何枚かあったことでしょう。
うちはもっぱらプリンターで印刷しちゃってますが、ハガキに印刷するのって難しくないですか?何年たっても、必ず1度は失敗します(汗)
「こっち向きに印刷するから、裏を表にして上が下で……??」
頭で考えても理解できず、とりあえず1枚印刷してみて、上手くいったらラッキーというO型の私です。
で、この書き損じ・プリント失敗した年賀状も、未使用のあまり年賀状と同様に新品の郵便商品と交換してもらえます!
交換手数料
5円の手数料がかかるので、52円の年賀状は47円の価値になってしまいます。
それでも使わずに捨てるよりずっといいですし、届けられなかった気持ちを別のカタチで使えるなら嬉しいですよね^^
年賀状から年賀状の交換は期間が決まってます
書き損じた今年の年賀状を今年の新しい年賀状に交換するのなら、年賀状の販売期間以内に郵便局へ持ち込みましょう。無料で交換できます。
期間がすぎてしまったら、ほかの商品しか選べなくなり、手数料5円がかかります。
去年の書き損じやあまり年賀状を、今年の年賀状に交換することはできません。
服喪が理由の場合は手数料無料
年賀状を早めに購入しておいたものの、親族に不幸があって出せなくなってしまった……。
こんな時は、手数料無料で他の郵便商品と交換ができます。
すでに印刷済みだったり書き込んでしまっていても大丈夫なので、郵便局に持っていきましょう。
交換できる商品一覧
- 通常切手
- くじ引番号付き郵便はがき
- 普通はがき
- 往復はがき
- 特定封筒
(レターパック封筒およびスマートレター封筒)
(*郵便局「書き損じはがき・切手の交換」を参考にしました)
郵便局で扱っている郵便商品のほとんどと交換できます。
郵便局で換金はできません
「ハガキも切手もあんまり使わないし、できたらお金に換えてもらいたいんだけど」って思いますよね(ますよね)。
郵便局では換金を行っていません。
あまり年賀状は、金券ショップに持ち込むと価格の6割〜8割り程度で引き取ってもらえます。書き損じは引き取ってもらえないでしょう。
あまり年賀状を普通ハガキとして使う
あまり年賀状を交換しないでそのまま使う方法は、どんなものがあるのでしょう?
私の経験や友人から聞いた話しを参考にまとめました。
通常はがき料金は62円です
暑中見舞いに使うより絵葉書として活用
年賀状と比べると、暑中見舞いを毎年出している人は少ないですが、暑中見舞いも年賀状同様、通常はがきと同じ料金でくじ付きハガキとして販売されています。
あまった年賀状を暑中見舞いに使うのなら、「年賀」の文字とくじ番号の部分を2重線で消して送りましょう。
ただ、どれだけ仲の良い友人が相手でも、古い年賀状を送るのは失礼かなと感じますよね。相手によっては怒るかもしれません…。
もし幼いお子さんがいらっしゃるのなら、田舎のおじいさんおばあさんに宛てて絵葉書を描くと喜ばれますよ!
これなら暑中見舞いの時期じゃなくたって、春でも秋でもいいと思います。
私も長女が2才の時に、実家の母に宛てて絵葉書(というか謎のイラストと暗号)を描かせて送りました。
長女は描いたハガキをポストに入れられて喜んだし、母は孫から届いた初めてのハガキに感激して、今でも居間の飾ってあります。
翌年の年賀状に使うのはNG
去年の年賀状を次の年の年賀状として使うことができます。
できますけど、年賀状の表面には「○○年年賀」と年号が書かれていますし、やっぱり礼儀として新しい年賀状で使った方が良いですよね。
もし年賀状として使うのなら、抽選が終わっているお年玉くじの抽選番号を消しましょう(使うことは、おすすめできません)。
懸賞に応募する
応募券を集めて懸賞に応募するなんて、「そんなの当たるわけない」って思うかもしれませんが、
以前テレビで紹介されていた懸賞マニアの人は、年賀状のあまりを利用してお米券やら高額商品をGETしていました。
応募しなければ何ももらえませんが、送れば何かもらえるかもしれません💡
あまった年賀状を普通ハガキとして使うのなら、「年賀」の文字とくじ番号の部分を2重線で消して送りましょう。
【おすすめ使い道】あまり年賀状・書き損じ年賀状で募金する
あまり&書き損じ年賀状の使い道として私がイチオシしたいのは「募金」です!
「うちの家計も余裕あるわけじゃないし」と、やりくりしながら家計を支える主婦たちのため息が聞こえてきそうですね。
私も1円・10円程度の募金をする機会はよくありますが、それでも現金での募金はちょっとドキドキ。無理のない範囲で寄付しないとと、いろいろ考えてしまいます。
これが使う予定のない年賀状だったらどうでしょう?
宛名を書き間違えて無駄になったと諦めた年賀状。あまったから一応取っておいた年賀状。元値はいくらだったか考えず、すべて募金に使ってみてはいかがでしょうか。
誰かのためにお金を貯めるのは難しくても、自分に不要となった物を使って募金するのなら気負いせず行動にうつせますよね。
年賀状で募金をする仕組み
あまり&書き損じ年賀状を使って募金する流れは次の通りです。
- 封筒に年賀状を束にして入れ、年賀状1枚ごとの金額・枚数を添える。
- ハガキや切手によるチャリティをおこなってる団体に送る
- ハガキを切手シートに交換する
- 切手シートを金券ショップ換金する
- 換金されたお金を有効活用する
自分で郵便局に行って切手シートと交換し、そのまま金券ショップで換金してから募金するのと同じといえば同じですね。
ですが、お金になってしまったら募金する意思が少し揺らぐような気がしませんか?(笑)
年賀状を使った募金の良いところは、寄付しようという気持ちを受け入れやすいことです。
それに、金券ショップで換金するのなら、切手シートはまとめて持ち込んだ方が高額で引き取ってもらいやすいので、ここに換金するよりもお得なんです!(あと自分の手間がはぶけます)
年賀状で募金できる団体一覧
あまり&書き損じ年賀状によるチャリティ募金を受け付けている主な団体をまとめました。
もちろん、年賀状だけでなく普通ハガキでもOKです。
団体によって郵送方法や住所が違いますので、リンク先でご確認ください(送料は負担となります)。
お気持ちなのでどこを選んでも良いと思いますし、ここに記載していない地域のボランティア団体もたくさんあります。
私は個人的に、野良猫の保護・去勢手術・ワクチン接種に関心があるので、日本動物福祉協会へ送ることにしました。
小さな金額ですが、猫達の幸せのために役立ててもらえるなら嬉しいです^^
あまっても書き損じても年賀状には価値がある
あまり&書き損じ年賀状の使い道として、
- 他の商品と交換する
- 通常はがきとして使う
- 募金する
3つの方法をご紹介しました。
募金に関してはあまり知られてないことなので、ぜひこの機会にと思い書いてみました。
書き損じてしまった分はそのまま使えませんので、他の商品に換えるかチャリティに活用しましょう。
手つかずの綺麗な状態なら、ぜひ「イイコト」に使ってみてくださいね。あなたにとっての一番良いと思える使い道はどれでしたか?
使われなかった年賀状の先に、誰かの笑顔が待っていることを願います。