飼い猫4匹のトイレ掃除。毎日の日課です。
我が家では、木くずチップのシステムトイレを使っていた時期がありましたが、現在はスタンダードな固まる猫砂を使っています。
処理は面倒だけど、猫達は砂のザクザク掘る感触が好きみたい。猫様に合わせます。私は下僕(ΦωΦ)
まずは猫のトイレに付属された穴のあいたスコップでフンだけすくい、ビニール袋へドーン!そのあと、おしっこで固まった砂をすくってバーン!
かぐわしきこのかほり、漏らさぬようにとビニール袋を二重にしてゴミ箱へ…。
という幸せ自慢(?)を猫仲間に話したら、「うちはフンだけトイレに流してるけど?」と言われました。
なぬ?ペットのフンて水洗トイレに流していいの?
猫と暮らす誰もが気になる、フンの捨て方について調べてみました!
猫のフンの処理方法!燃えるゴミ?生ゴミ処理機?水洗トイレに流しちゃダメ!?
ペットのフンは下水?廃棄物?
そっか、動物のフンはトイレに流していいのか。
なるほどと納得しかかりましたが、うちのように固まるタイプの猫砂を使っていると、フンに砂がくっついてしまいます。
1粒づつ取るのも面倒だし、コロコロうんちやつだけ流そうかと考えながらネットで検索。
ここで大変なことがわかりました!
ぐほー!
たしかに人間みたいに油を全く食さない猫や犬のフンは、お水で溶けない感じがしますよね^^;
猫仲間が水洗トイレにフンを流している理由は、臭いが気になるので早く捨てたいからだそうです。
ずっと前からやっていて、違和感すら感じていなかった模様。トイレがつまったこともないとのこと。
しかし日本国憲法「下水道法」「廃掃法」において、下水に流すものは人糞・動物のフンは廃棄物と区分けされています。
法律的にも、水洗トイレで流さずに燃えるゴミとして捨てた方が良さそう?
とはいえ、臭いゴミ(フン)を生活廃棄物と一緒に出すことにも多少の罪悪感は感じますし、思い切って市役所に聞いてみました。
市民として正しい猫フンの捨て方をマスターしたいんです!教えてください!!
水洗トイレに流す
神奈川県の某市役所に問い合わせてみた結果、次のような回答を頂きました。
A.流していただいてかまいません。お住まいの物件にて、ペットのフンの処理方法に指定があることも多いので、ご確認ください。
A.○○市役所には、ペットのフンによりトイレがつまったという苦情は届いておりません。水で流せない砂を使っている場合は、取り除いてください。
A.燃えるゴミに出していただいて大丈夫です。ペット用の紙シーツ、紙オムツも、燃えるゴミになります。
法律上はダメっぽいけど、市としてはOK。むむむ。
住んでいる地域によって禁止しているところもあると思います。
水洗トイレで猫フンを流したい人は、ごみの分別方法を市のHPなどで調べ、わからないようなら電話で問い合わせてみてください。
うちは今まで通り、燃えるゴミに出します!
燃えるゴミ(可燃物)に出す
猫のトイレは最低でも1日1回は掃除しますよね。
フンもしますし、おしっこの量が意外と多い感じ。猫の数が増えれば、排泄物も倍々々々…。
燃えるゴミ!
あぁ萌えるゴミ!
それでも猫が好き!!!!
で、各地域で可燃物を出せるのは、週2~3回だと思います。
毎回のゴミ出しで、その時たまったフンを全部捨てるようにしましょう。
まだ少ししかないからと思っていると、次のゴミ出しの時にはとんでもない臭いを放つようになっています。夏は小バエが湧くかもしれませんし。
私の経験上、以下のことに気を付けて捨てていただきたい!
猫や犬のフンを捨てる時の注意点
ゴミ用ボックスが用意されていて、住人はいつでもゴミ捨てができる地区があります。主に集合住宅地ですね。
猫のフンや猫砂はとにかく臭いから、早く捨てたい!と思うのですが、ゴミ回収日まで自宅で保管するのがマナーだと思います。
まさかとは思いますが、コンビニのゴミ箱や、どこかに不法投棄する行為は絶対にしてはいけません。念のため。
ビニール袋に入れただけでは臭いが漏れるので、フタが付いたゴミ箱の用意が必要です。
戸建てなら裏戸口にゴミ箱を置けますが、マンションのベランダに置くのはどうでしょう。個々のモラルにお任せします…。
それから、大きなビニール袋に日々のフンをつぎ足すよりも、トイレ掃除するたびにビニールをしばった方が、臭い漏れを防げます。
100均のポリ袋の持ち手が付いてるやつか、コンビニの袋も使えますよ^^
ちなみに我が家のやり方ですが、
こんな感じで、猫砂の入っていた袋を再利用しています。ぜひやってみてください(笑)
バイオ式生ゴミ処理機を使う
生ゴミ処理機でペットのフンを粉砕する方法もあります。
生ゴミ処理機は、食品の食べ残しなどに使うものと思っていましたが、バイオ式生ゴミ処理機ならペットのフンにも使えるそうです。
生ゴミ処理機には、乾燥式とバイオ式があります。乾燥式は熱風で生ゴミをカラカラに、バイオ式は微生物の力で生ゴミを分解します。どちらも元の量の20%以下に減らせます
こんなペットのフン専用の生ゴミ処理機もありました(でも高い)
(楽天ショップより)
バイオ式生ゴミ処理機を使用すると、電気代は月200~300円程度とのこと。量と臭いが軽減されて、ご近所への罪悪感を感じることもなくなりますね。
我が家で現在使っている乾燥式生ゴミ処理機が壊れたら、次はバイオ式にしようかなと思っています!
フンを捨てるまでが飼育!猫のフンの処理方法まとめ
小さい頃、猫飼いたい~犬飼いたい~と親にねだって、「面倒見ないからダメ」と断られた経験はありませんか?私はしょっちゅうでした(笑)
面倒をみる、動物を飼うという責任を考えもせずに、ただ可愛いから欲しいと願った。純粋だけど、それだけじゃダメですよね。
今は、かなり反省しています。
猫のフンに関しては、お住まいの地域と建物で確認が取ってから、トイレに流すかどうか判断しましょう。
どの方法を選ぶにしても、衛生面と臭い漏れに対し、責任を持って対処しなければいけません。
とくに臭いは、ご近所迷惑にならないように気をつけないと!
丁寧にトイレ掃除をしてあげても、床に散らばった猫砂を集めて捨てても、猫は感謝などしてくれません。
でも、掃除が終わるやいなや、新雪のように綺麗な猫砂(言い過ぎ)を荒々しく堀って、気持ちよさそうに用をたす猫達を見ていると、今日も幸せ。
猫を飼うって、そういうことだと思います。
曖昧にせず、一番良い処理方法を見つけてくださいね♪