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仕事をしながらPTA本部役員「できる」けど「無理がある」という現状を暴露 | そるとのしっぽ
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育児

仕事をしながらPTA本部役員「できる」けど「無理がある」という現状を暴露

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管理人
仕事をしている母親にPTA本部役員は無理でしょうか?

小学校のPTA本部役員に任命されると、保護者の代表として学校と深く関わることになります。

「仕事をしていたらとても務まらない」と感じるかもしれませんが、働いていてもPTA本部役員はできます。できますけど、やっぱりやりきれない部分も多々あります。

この記事では、小学校のPTA本部役員を経験した私の体験を元に、働くママが本部を引き受ける前に知っておきたいことをまとめました。


PTA本部役員の仕事量はヤ・バ・イ!

PTA本部役員には、会長のほかに、副会長・会計・書記の役職があります。どれをやるかによって仕事が変わってくるわけですが、会議や行事、そのほか細々した雑務は本部全体で行います。

  • 定期的に行われるさまざまな会議
  • 委員会との連携
  • PTA行事の開催
  • 地域との交流
  • 次期本部役員への引継ぎ

週一ペースの打ち合わせ、新入学シーズンや行事前には毎日なりかしらの作業が必要になることもあります。

 

「過去に働きながら本部をしている人もいました」「ご都合に合わせて活動できます」と推薦委員(指名委員)から言われるようですが、自分はやっていけるのかと疑問に感じませんか?

ハッキリ言って、必ず無理が出るはずです。

働きながらPTA本部をこなす難しさ

仕事をしている母親がPTA本部役員を引き受けるとどんな無理が出るのか、具体的にご紹介します。

 

最大の無理!仕事を休むのも限度がある

役員会が月1回、運営委員会、実行委員会が2ヶ月に1回というように、会議がいくつもあります。子供たちの授業中に行う学校がほとんど、つまり平日の昼間ですね。

やむを得ない場合を除き本部役員として参加することになるため、お仕事は休まなくてはなりません。会議を欠席することはできますが、毎回とはいきません。

PTA本部の用事以外に、授業参観、懇談会、家庭訪問など子供のために時間を作る必要もあります。

 

有給がたくさんあれば良いのですが、頻繁に休まれては職場の理解を得ることは難しいでしょう。

上司の理解が得られたとしても、会社で任されている仕事が滞ることのないように配慮が必要です。ほかの社員に負担がかかったり、気になって休みを取りにくく感じるでしょう。

有給が足りなかったら。パートで働いていて、労働時間がお給料に直接影響してしまったら。

突発的な打ち合わせや雑務で集まることも多く、働いていたらすべてに参加することなどほぼ不可能だと思います。

 

家事がおろそかになる

それまでやっていなかった仕事をこなすと、当然どこかにしわ寄せが出てきます。私の場合は家事でした。

元々、料理も掃除も苦手でそれに拍車がかかり、PTA本部の集まりで時間が取れず夕飯はスーパーで買ってきたお惣菜とご飯のみとか、洗濯物を溜め込んでしまう時がありました。

私の家族は、部屋が散らかっていてもあまり気にしない性格なので、とくに文句は言われずに済みました。

いつも部屋を綺麗に保っているご家庭だと、クレームが出るかもしれませんね。

また、私と一緒に本部をやっていたかたのお子さんは食べ盛りの中学生でしたが、食の量と質にうるさく、作る時間がない時は毎日外食をしていたそうです。

家事レベルを落とさないためには、睡眠や趣味の時間を削るか画期的な家事の時短術が必要になります。

 

子供と一緒に過ごせる時間が減る

PTA本部をやって一番残念だったのがこれです。

PTA会員(保護者)と児童が一緒に楽しめるイベントを本部で企画し、役員みんなで力を合わせて準備した時、当日は運営に専念しなければならず、自分の子供と一緒に過ごせる時間が全くありませんでした。

もちろん最初からわかっていたことではありますが、「子供をほったらかして、私は何をやってるんだろう」と思いました。

子供は夫とイベントを楽しんでくれていたし企画自体は大成功でしたが、モヤモヤした気持ちは消えませんでした。

 

仕事をしていて勉強をみてあげられない、かまってあげられる時間が少ない、寂しい思いをさせていないか。そんな不安が、PTA本部をやることでさらに加速します。

イベント時だけでなく、打ち合わせが夕方まで伸びた日や、土曜日にPTA講習会を受けるため家を空けた日も、同じように辛いになりました。

 

「働いていたらPTA本部役員をやれない」こともあるけど、やる価値はある

「働いている人にはPTA本部はできない」と言い切る人もいますが、やるやらないは本人の意志ですし、本部全員が協力して取り組めば、絶対に無理というわけではありません。

 

職場から理解を得ることと同じくらい、本部同士で話し合い理解し合うことが必要ですね。

参加できなかった会議は資料や議事録で必ず把握して、遅れを取らないように努力します。他の役員が頑張ってくれた仕事があればお礼を言って、できる仕事をこなせば良いのです。

協力していくうちに、忙しい日々で忘れがちな、人間関係の基本的なルールや思いやりを培えると思います。

 

私はPTA本部を経験し、人との繋がりが本当にありがたく感じられるようになりました。

そして、それまでたくさんの人から親切にしてもらっていたのに、お礼も言わず当たり前な顔をして過ごしてきたのだなと気が付きました。

見えなかったものが見えるようになる感じです。ホラーでもスピリチュアルでもなくw

「学校のことがわかるようになる」「ママ友が増える」なんて、PTAをやるメリットのほんの一部。得るものは非常に多いです。

 

働きながらPTA本部を引き受ける貴方には、ある程度の覚悟と、自分自身が成長できるという期待を持ち、楽しんで取り組んで欲しいと思います。

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