猫を飼い始めると、1匹だけでなく、
兄弟のように遊べる、
2匹目を飼いたくなる方も、多いでしょう。
飼い主が、家を留守にしてる間に、
猫同士で過ごせたら、楽しめるかな?
そう思って、、2匹目を連れてきたら…
先住猫が、新入りを威嚇しまくる!!
いったいどうしたらいいの?!
どこの猫でも、
いきなり仲良くは、なりません。
2匹目を家に連れてくる前に、
猫同士の対面の仕方を、私と一緒に、
シミュレーションしておきましょう!
対面の時期を、慎重にフォローしないと、
我が家の猫みたく、病気になるかも?!
先住猫が2匹目を威嚇!仲良くなる対面の仕方は??
なぜ先住猫は威嚇する?
多頭飼いをしている方に、
飼い猫を、増やした時の話を聞くと、
・新入りは、先住猫にすぐ懐いた
・先住猫は、威嚇して心を開かない
このパターンが多いです。
2匹目を家族に迎えるルートは、
ペットショップで買ったり、知り合いから、
譲って貰ったり、いろいろありますが、
大抵、子猫なんですよね。
人間と同じように、
子猫は無邪気で、怖いもの知らず。
知らない成猫にも、ジャレつきます。
一方の先住猫は、成猫のことが多く、
自分の縄張りに、我がもの顔で、
侵入してきた猫に対し、
ものすごーい、警戒心を抱くのです。
もともと猫は、群れを作らず、
単独行動が好きな生き物ですし、
近づいてくる猫は、
みんな敵だ!!
人間でも怖いくらいの、威嚇をみせます。
飼い主としては、早く仲良くなって欲しい。
そう、願うばかり。
猫同士を、打ち解けやすくするには、
初対面が、最も重要。
これを失敗すると、先行き不安です!
2匹目を迎える準備
猫の鼻は、人間の数万倍きくんですよ。
2匹目を迎え入れる時も、
その存在だけでなく、匂いに対しても、
強い不信感を抱くのです。
もし、新入りの猫が決まったら、
家に連れてくる前に、コレをしましょう!
タオルを、先住猫にかがせる
視覚の前に、嗅覚でお試しです。
人間には、わかりませんが、
猫はハッキリと、別の猫の存在を感じて、
鼻をこすりつけ、噛むこともあると思います。
簡単なことですが、匂いになじんでおけば、
対面時のショックを、和らげる効果アリ!
ぜひ、実行してみてください。
ちなみに、うちの猫の場合は、
ペットショップのゲージの中で、
新入りのアメショが、ずっと遊んでいた、
紐のおもちゃを、前もって、
先住猫の茶トラに渡してみました。
すると、噛んで爪をといで、
ホッケーのように、転がして遊びました♪
匂いを嗅ぐ仕草は、見えなかったけど、
別の猫の存在は、感じていたと思います。
準備OK?
ご対面の時間が、近づいてきましたよ!
対面は慎重に
2匹の猫は、
しばらくの間、別の部屋で育てましょう。
最低1週間。長いと数か月。
子猫も、環境が変わると、
ストレスを感じるものです。
好奇心がありすぎて、心臓バックバク。
子猫の様子を観察すると同時に、
先住猫の様子も、よく見てみます。
別の猫の気配を、敏感に感じ、
機嫌が悪いかもしれません。
落ち着きがないようなら、
急がないで、対面の時期を見定めて。
普段通り、リラックスしてきたら、
いよいよ対面です。
対面する際に、一番良くないのは、
新入りを抱っこして、先輩に差し出すこと。
この構図だと、先輩猫は、
「知らない猫が、自分より大事にされてる」
嫉妬してしまうのです。
会わせる時は、ゲージ越しか、
2匹とも、床にいる時がいいですね。
出会いがしらは、ビックリ?ゆっくり?
臭いを嗅ぎながら、近づいていき…
シャーーー!!!
威嚇しても、それで普通です。
尾を太くして、背中を逆立て、
頭の毛も、サイヤ人みたくなります。
怒ったら、そこで終了!
最初は数分。次は1時間。
少しずつ、一緒にいる時間を、
長くすると、だんだんお互いに慣れて、
「こいつ、ずっと一緒に暮らすのか?」
猫なりに、理解してくるもんです。
無理に遊ばせようと、
いきなり長時間の、対面をさせると、
思いもよらない大変な事態に?!
ストレスで病気になる
我が家に、
アメショの子猫を、迎えた時のこと。
私は、可愛い弟が出来たんだよと、
威嚇する茶トラをなだめて、猫達を、
一緒に過ごさせるために、頑張りました。
1本の猫じゃらしを、
2匹の追いかけさせたり。
一緒の部屋で、エサをあげたり。
ただただ、仲良くなって欲しかった。
アメショが来て、1週間後。
茶トラの様子が、おかしかったので、
病院に連れていくと、
膀胱に砂状の結晶が溜まって、
尿が出なくなる、尿結石症でした。
オス猫は、尿結石症になりやすいですが、
その原因の一つが、ストレスです。
新しい猫が来たせいで、
発症したとは、言い切れません。
でも、何かしらのストレスに、
なってしまっていたと思います。
あなたの大切な猫が、
辛い思いをしないためにも、
2匹の引き合わせは、慎重にしましょう!
まとめ
気を付けてあげても、始めは警戒。
先輩は、ストレスから、
スプレー行為をしたり、
ご飯を、食べなくなってしまいます。
子猫は可愛いですが、
先に家族になった猫を中心に、
可愛がってあげることが、重要です。
今までより、撫でて、褒めて。
あなたも大切な家族なんだよー。
新しい子は、あなたの下なんだよー。
この気遣いで、2匹の距離も、
だんだんと縮まっていきますよ♪
我が家の猫たちですが、1ヶ月後には、
追いかけっこをするようになり、
初めての冬が来ると、丸くなって、
重なって眠りました。
今では、1匹目とか2匹目とか、
そんなの考えなくても、しっかり仲良し!
慌てず焦らず、穏やかに、
関係をきづいていけたら、いいですね。