三毛猫のオスの値段♪野良猫でも3000万ってホント！？

オスの三毛猫って見たことありますか？
っていうか、存在するの？？

実家で飼っていた三毛は高飛車な態度でした。エサも「しかたないから食べてあげるわ」という雰囲気で、上品に食べてましたし(笑)

なのに、寝る時は私の布団の中で丸くなって、ゴロゴロいうツンデレぶり。

可愛い可愛い……
メスの三毛。

オスの三毛猫は存在しないと噂で聞いたけど、ごく稀に生まれるそうです。なんでも、ものすごい高価な値段で取引されるとか？いったいいくらなの！

猫まっしぐらの私が、オスの三毛猫の価値をじっくり紹介します。

三毛猫オスの値段はいくら？野良猫でも価値がある？？

三毛猫のオスの値段！

三毛猫と言えば、赤川次郎先生の代表作「三毛猫ホームズ」が有名ですよね。2012年には嵐の相葉くん主演でドラマ化もしている、大人気ベストセラー。

私も子供の頃たくさん読みましたが、ホームズはクールなメス猫です。動物図鑑にも三毛はメスだけだと書いてあった記憶があるし、まさかオスの三毛なんて…

と思っていたけど、テレビ出てる？

数年前のテレビ番組。
あるペットショップで、オスの三毛猫が買われたと、紹介されました。そのお値段はなんと3000万円！！

ペットを取り扱うオークションでも、数百万以上の値が付けられるそうです。なんちゅう高価な猫なんでしょう。「そんな値段で売れるなら、もっと数を増やせはいいのに～」

と思いますよね？ところが、そう簡単にいきません。

オスの三毛猫が生まれるのは、遺伝子異常が起きた時だけだから。どういうことか、詳しくお話ししましょう！

なぜ数が少ないの？

オスの三毛猫が生まれない理由は、遺伝子レベルでの話になりますが、難しい分野なのでザックリいきます。

猫の性染色体（遺伝子の情報）には、ＸとＹがあります。1匹の猫が持っている染色体は2つ。

・オス猫はＸＹ
・メス猫はＸＸ

三毛猫に必要な色は白・黒・茶ですが、毛色の情報は染色体Ｘに、組み込まれていています。オスはＸが1つしかないので、白地に茶色か黒が混ざることがあっても、両方を持つことはできません。

これに対してメスはＸを2つ持っている為、三毛になれます。

では少数とはいえ、三毛猫のオスは存在するのはなぜ？

その理由は染色体異常。オスがＸＸＹの染色体を持ってしまうと三毛猫になる可能性があり、その確率は1/30000 と言われています。

突然変異でしか生まれないなんて、とてもミステリアスな話ですよねー。

見てみたい・飼ってみたいという人も、世の中には、たくさんいますし、三毛猫のオスが生まれたら「その猫の、子供を増やしたらどう？」と考えたくなります。

だけど残念、それも難しい話。三毛猫のオスはパパになれないのだから！

増やすことはできない？！

「親が三毛猫のオスなら、子供も三毛が生まれそう～」私もそう思いましたが、ほぼ不可能。

繁殖能力がないのです。

染色体異常で生まれる三毛猫のオスは、繁殖機能がないことが多く、普通の猫よりも寿命が短いそうです。ちょっと切ない話ですね。

ただ、数自体が少ないために、確認が取れないという部分もあるので、ひょっとしたら子供を作れるオスも、どこかに存在するかしれません。

見つかったらその値段は…。
3000万をはるかに越えることでしょう。

ところで、日本の野良猫に三毛のメスって多くないですか？うちの近所にも何匹かいますけど、その中にオスがまじっていたら？

もしかしかて、高値で売れるかも？！

野良猫でも売れる？

野良猫の中に三毛のオスがいないか、躍起（やっき）になって探している人は見たことありませんが、発見されたら、オークションに出されるかもしれませんね。

そして、高値が付けられるでしょう。

でも猫を飼う目的ってなんだろう？野良猫の里親ボランティアをサポートしている動物病院の先生に、こんな話を聞きました。

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保護した野良猫を去勢しようとしたら、三毛猫のオスだった。里親を募集する時は、特別に「三毛のオス」と宣伝しなかった。

ある女性がその子を気に入り、引き取ろうとしたが性別を聞いてビックリ。

でも、言いました。
「長生きできなかったら可愛そう。家族として、ずっと大事にしてあげる」

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希少価値より、短命とされてることを心配していたそうです。その気持ち凄くわかりますよね。

人と同じく、世界に1つしかない尊い命を持って生まれた猫。自分の家に来てくれるのは、運命的な出会いがあったから。お互い、命が果てるまでずっと家族。

猫の価値は、毛色や品種だけじゃない。

猫好きは、みんなそう思っているはずです。

オッドアイ猫も、希少価値以上に「オンリーワン」の魅力であふれていると思います＾＾

まとめ

三毛猫オスの値段についてお話しました。

3000万円なんて驚きましたが、お金を積んでも手に入らないほど、数が少ないことも興味深いですね。

私は「三毛」というだけで、

こんなイメージでした。

今まで出会ったのはみんなメスだったので、いつかオスの三毛猫に出会ったら、どんな雰囲気なのかじっくり見たいです♪

神秘的といえば黒猫も綺麗ですよね。小さい頃は「黒猫を見かけると不吉」だなんて噂を聞いたけれど、その真相は？次の記事でお話しています。