私は長女が入学する時、材料費と手間を考えて市販にするかかなり迷いました💦
「喜んでくれるうちは」と手作りを選んだのですが、それで良かったと思っています!
入学準備としてそろえる必要のある袋ものは、それほど種類はないけれど作るとなればそれなりに時間がかかります。
既製品を買った方がむしろ安く済ませられることも多いですよね。
お子さんの好みに合わせてあげれば、ハンドメイドと既製品のどちらでも良いでしょう。
うちの娘が入学した時、ほかのお子さんが持っている上履き袋や体操着袋を見ると、8割ほどの子が手作りでした。
お仕事をしていてプライベートの時間が取りにくいママも多いと思いますが、それでもハンドメイドが人気なんだなぁと感じます。
この記事では、既製品と手作り品の比較と、「作りたいけどどうしよう」を解決する方法をご紹介します!
小学校の持ちものは既製品と手作り、どちらがいいの?【入学準備品】
小学校の持ちもの、ハンドメイドと既製品の違い
小学校入学で必要な持ちものは入学説明会か手紙でお知らせがあり、学校で指定された製品を一括購入することもあります。
その中で手作りできるのは、
- 手さげ袋(トートバック)
- 上履き入れ(シューズ入れ)
- 体そう服入れ
- 給食ナフキン入れ
- 給食ナフキン
これらですね。
1年生だとキャラクターものが人気ですが、大きくなった時のことを考えてシンプルなデザインを選ぶのも良いでしょう。
すべて既製品でそろえることができるため、作らなくても大丈夫です。
既製品の良いところ
既製品の良いところは、「見栄えが良い」「デザインをシリーズでそろえられる」「作る手間がかからない」ことです。
どの製品もしっかりと糊づけされていて、パリッとしていますよね。女の子用の製品だとレースやリボンがついていたり、見栄えがすごくいいですよね。
好きなキャラクターがあればシリーズで購入できて、子供も自分で選べて楽しいでしょう。
手作り品のネックになる「手間ひまがかかる」というのも、もちろんクリアー!
イオンなどショッピングモールに買いに行くか、楽天などのネットショップなら一瞬で購入できちゃいます。
ハンドメイド品の良いところ
ハンドメイド品の良いところは、「オリジナル」「子供の好みで作れる」「丈夫で長持ち」なところです。
好きな生地を買って、好きなようにデザインする。世界に1つだけの、うちの子の小物ができて嬉しい✨
持ち手の内側を別布でつけるとアクセントになりますし、手提げ袋の内布をつけると可愛さがワンランクアップします。
なにげに既製品よりも丈夫に作れるから、洗濯に強くかたくずれしにくいですよ。
「ミシン苦手ー!まっすぐ縫えないー!」ってレベルの私でも、袋ものならなんとか形になります(笑)
あと、学校から規格サイズを指定されてる小物については、既製品がなければ手作りするしかないですね。
入学準備にかかる費用、既製品とハンドメイドの比較
小学校の持ちものは総額いくらかかるのか、既製品とハンドメイドの場合の費用の相場を比較してみました。
持ちもの(各1個) | 既製品 | 手作り品 |
手さげ袋 | 1500円 | 2000円 |
上履き入れ | 1000円 | 500円 |
体操服入れ | 1000円 | 500円 |
ナフキン | 500円 | 200円 |
ナフキン入れ | 400円 | 200円 |
装飾材料 | 2000円 | |
総額 | 4400円 | 5400円 |
既製品は、ネットショップの価格を参考にしました。
ハンドメイド品は私が長女入学の時にかかった費用ですが、安く済ませようと思えばもっと安くなります!
1つ1つ材料をそろえるのではなく、長い生地を買って切って使いますので、合計の材料費で考えた方がわかりやすいですね。
キルティング生地(手さげと上履き入れに使う膨らみのある布)は、1m1000〜1500円程度。
帆布・オックス(丈夫で袋ものにむいている布)は、1m1500円程度で購入できます。
袋を完成させるには、生地にあったミシン糸、持ち手となるテープ1m300円程度・ひも3m200円程度と、
そのほか装飾するならワッペン・レース・裏地も必要に……(ミシンは持っているのが前提です)
材料費は、少なめに見積もると3000円くらいでおさえられます。
予算を決めて材料を買いに行けば、既製品より安く済ませることも可能。
手芸屋さんにいくと目移りしてアレもこれもと欲しくなり、つい多めに買ってしまいますけど💦
作りたいけど時間がない・自信がない・安く済ませたい場合
既製品も手作りも良い面があり、結局「お好みでどうぞー!!!」って結論なんですが、ハンドメイド品がいいけど事情があって作れないママもいるでしょう。
そんなかたのための裏技をご紹介します💡
ハンドメイド品を購入するという手も!
自分で作らなくても、ハンドメイド品が手に入る便利な時代になりました(昔からある?)
メルカリなどオークションサイトでは、わりと低価格で入学準備品の手作り商品が販売されています。
販売者の多くは、「趣味でたくさん作っているけど、使い切れないから誰かに愛用してもらえたら嬉しいな」ってスタンスなんですね。ありがたや〜。
セミオーダーで注文できるサービスを行っている手芸屋さんもあります。自分で作るより高い価格帯なので、購入前によくご検討ください。
おばあちゃんに頼む・ママ友に頼むという、コネクションを全力で活用する作戦もあります!(材料費とお礼をお忘れなく)
1つだけ作るのもあり!
全部作らなくてもいいじゃないー!!!!!
あれもこれもと手を出して苦労するのなら、どれか1つだけでもいいと思います。
例えばキルティング生地&持ち手用テープを買って、手さげ袋と上履き入れだけ作るとか。帆布を買って、サーッと縫える袋ものだけ作るとか。
うちの長女の時は入学当時、サンリオの「ハミング」というキャラクターにハマっていて、ハミングがプリントされた生地を探したのですが見つかりませんでした。
娘はほかの柄でもいいと言ってくれたけれど、私がトートバックサイズの大物を作った経験がなく仕上がりに不安もあったので、
手さげ袋はハミングの既製品、遠足用のリュックもおそろいで購入。
そのほかの袋ものは、赤い水玉のキルティングとミニーちゃん柄でハンドメイドしました。
無理せず、作れるものだけ作ってあげるのも全然ありだと思います!
既製品アレンジでオリジナリティを出すのもおすすめ!
無地やチェックなどシンプルデザインの既製品を購入して、ワッペンを付ける。
これでオリジナリティが出ちゃいますよー!おうおうおう!!!!!
キャラクターワッペン以外にも、アイロンプリントできる名前札を付けるとほかの子と差別化できます。
最近はこんな可愛いテープも売ってますよ✨
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もしかしたらラストチャンス?小学校の持ちものは迷うなら作りましょう
小学校入学準備として、持ちものの既製品と手作り品を比較しました。
私が長女入学時に手作りをためらった理由は、
「ハンドメイド品を子供に持たせるのは親の自己満足だ」という意見を聞いたからです。
たしかに、買えば済むものをわざわざ時間かけて作るのだから、そう思われてもしかたないかなぁと。
仕事をしていて家事だっておろそかにしてしまうルーズな母親(私)が、「自分が作りたい」という理由で子供にハンドメイド品をもたせるという。
しばらく悩んでいたら、私の実母に「作りたいなら作ればいいじゃん。喜ぶでしょ」とそっけなく言われ。
私も自分が小学校に入学した時に母が作ってくれた体操服入れを使ってて、中学に入っても愛用したことを思い出しました。
この先、子供のために手作りする機会もそれほど多くはないでしょう。
作りたいから作る。それでいいんだと思えました。
長女が成長したら、既製品を好むようになるかもしれません。だけど、自分で作るようになるかもしれません。
ハンドメイド品には、そんな風に心に伝わる魅力があります。
迷っているのなら、時間と費用がかかるのを承知で手作りしましょう。おすすめです!
無理そうなら既製品でいいんですよ。お子さんと一緒に選びましょう!