突然お葬式に参列することになって服装に困っているのですね?
わかります、いつか用意しないとなぁと思いながら、「予定ないしまだいいか」と、後回しにしていたのでしょう。あ、責めたりしてませんよ。
あなたと同じように誰かが亡くなってから慌てる男性は、とても多いのだから(^^
仕事上がりの服装のままお通夜に参列してもいいのかな?
礼服じゃないけど黒っぽいスーツがあるから、それで代用できない?
あまりお金もかけたくないですよね。でも、社会人なら最低限の礼儀やマナーを守りましょう!
お葬式の服装!男性は普段の黒っぽいスーツと靴じゃバレる!?
お葬式、男性の服装と言えば?
男性がお葬式に着ていく服装は、ご想像の通り黒いスーツに黒いネクタイです。
【お葬式の服装】
- ブラックフォーマル(礼服)
- 白いシャツ
- 黒いネクタイ
- 黒い靴下
- 黒いベルト
- 黒い靴
- アクセサリーは外す(結婚指輪以外)
葬儀はお通夜・お葬式・告別式という流れで行われ、仕事関係の方がなくなった場合は、お通夜に職場からそのまま伺うことも多いです。
お通夜なら、礼服でなくとも「黒め・濃紺のスーツ」であればマナー違反にはなりません。
あなたがこの後すぐに出かけるのなら、ネクタイと靴下だけでも黒い物に変えて行きましょう。コンビニや100均・量販店で購入できますよ。
明日・明後日以降にお葬式や告別式に参列するのなら、ぜひ礼服を用意しましょう。
普通のスーツとブラックフォーマル(礼服)は全く別のものですし絶対にバレます!それに、あなたはなぜお葬式に行くのですか?一番大切なことをお伝えします。
普通のスーツと礼服の違い
ビジネススーツにも真っ黒のものはあります。だけど、同じスーツでも礼服を着ている人と並んだ時に、違いがわかるものなのです。
- 形
- 質感
- 気品
いつものスーツも窮屈と感じているかもしれないけれど、実は動きやすいように設計された機能的な服装なんですよ。素材は軽く、シャープに体にフィットします。
ブラックフォーマルの場合は、品と質感を重要視し、安い物では2万円・高い物だと10万円以上します。同じ黒でも高い礼服は深みがあって、どっしりとした存在感が美しいです。
『 形にこだわる必要があるのか 』
私は主婦ですので、夫が会社関係の方のお葬式に参列することが時々あります。その時のために礼服を購入しました。もしも夫が「いつものスーツで行く」と行ったら絶対に止めます。
お葬式は、亡くなった方のご家族へお悔やみの言葉をお伝えし、故人に手を合わせお焼香をします。
これは形だけのことではないでしょう? ご家族・ご友人・お仲間、人が亡くなるというのはとても悲しいですし、安らかに眠っていただきたいと心から思いますよね。
式は神聖なものです。それに参列するあなたは、式に相応しい服装をするべきなのです。
これから先もお通夜やお葬式に出かけることがあると思います。そのたびに「このスーツで大丈夫かな」と悩むくらいなら、今購入しておきましょう。結婚式に呼ばれた時も同じ礼服で大丈夫です!
ネクタイ・シャツ・靴も合わせて揃えましょう
スーツは紳士服専門店か、イオンでも購入できます。専門店の方が種類が豊富ですし、売り場の方もプロが揃っていますから頼りになる!
年齢に見合ったものを相談しながら選んでください(^^
白いシャツは、いつも着ている?
靴も普段から黒いのを履いてる?
全て新調した方がいいと思います。礼服にはピンと襟の張ったシャツが似合うし、それだけで締まって見えます。磨り減った薄汚れた靴をお葬式当日に磨き上げる……、そこまで頭が回らなくて忘れてしまいそう。
それなら必要なものを一式揃えておいて、冠婚葬祭の時だけ着るように準備しておいた方が慌てなくて済みますよ。我が家も、礼服はクローゼットの一角にまとめておいてあります。
お金がかかってしまうけれど、高級品でなくて良いので合わせて購入しましょう。結婚式は白いネクタイなので、もしお呼ばれしたら買ってください。
冬はコートを着ていいの?
礼服に合うスーツ用のコートをお持だと問題ないけれど、持っていない場合は派手でない物を選んでください。柄物や光沢のあるジャンバーは好ましくないですね。
会場入りする前にコートを脱ぐのが礼儀です。もし同僚の方が着ていたら、教えてあげましょう。
お葬式での男性の服装・まとめ
お葬式での服装についてお話しました。男性は、女性に比べて礼服のバリエーションが少なく、誰もが同じものを着ているように見えるかもしれません。
社会人の一員として最低限の礼儀やマナーを守る、それも大切だけど、お葬式に参列する意味を考えれば、なぜ礼服が必要なのかが自然とわかってきますよね。
服装で悩むよりも、故人を思い出すことに心を使って欲しいです(^^
お子さんの服装についてはコチラの記事でお話しています。
お葬式で子供の服装&靴のマナーは?私が娘に長靴を履かせた理由。