私の母の招き猫は、左手を上げています。
自宅に招き猫を、置いている家庭は、
あまりないでしょうね。
陶器で作られた、一品物の招き猫は、
全長60cmほどの物で、5万円はします。
実は、高級品なんですよー。
なぜ母が持っているのか?
それは、私の実家がラーメン屋だから。
自宅ではなく、お店のレジ横に座ってます。
ところで、なんで招き猫って、
左手を上げてるの?と母に聞くと、
「右手をあげている猫もいるよー」
ですって。え?それって意味あるの?
ラーメン屋の看板娘として育った私が、
招き猫の謎に迫ります!
招き猫の手はどんな意味?
左右や高さでも変わるの?!
招き猫の手
右手を挙げてる招き猫と、
左手を挙げてる招き猫。
左右が違うだけで、ポーズは同じみたい。
地域やお寺によって、
云われは少し異なるようですが、
一般的には、
- 右手を挙げている → お金を招く
- 左手を挙げている → 人を招く
こんな意味があると、言われています。
どちらも、景気が良くなりそうな、
ありがたい猫ちゃんですね♪
左右の手に込められた、意味の違いを、
もっと詳しくご紹介していきましょう!
右手を挙げている猫
お金を招いてくれる、招き猫。
財を呼び寄せることで、家庭円満をもたらす、
神の使いという説も、あるんですよ。
一部地域では、商売用ではなく、
家庭用として、作られているそうです。
性別はオスなんだって。
ってことは、右手を挙げてる招き猫に、
三毛猫は、いないのかな?
そういえば、三毛猫のオスって、
凄く高いらしいんですよ!
三毛猫のオスの値段♪
野良猫でも2000万ってホント!?
こちらの記事も、読んでみてください♪
時々、雑貨屋さんに、可愛らしい、
ファンシーな招き猫が、売っていますが、
家族が幸せに過ごせるように、
1つ買ってみるのもいいですね!
左手を挙げている猫
人を招く、左手を挙げた招き猫。
小さい頃から、見慣れているし、
私自身も左利きなせいか、
左手を挙げた猫の方が、しっくりきます♪
人、つまりお客さんを呼び込んで、
お店を繁盛させてくれます。
飾る向きは、どうするか知っていますか?
店主に、顔を向けるのではなく、
お客さんの方に、顔と手を向けます。
「コッチに来てくださーい」
そう呼びかける為なんです。
どこの飲食店でも必ず、
お客さんか、外向きに飾っているので、
次に外食した時、確認してみてください♪
右手をあげている招き猫は、メスだそうで、
昔の京都では、
メスが人を呼ぶ = 夜の商売
なんて意味でも、使われていました。
「右手でお金、左手で人。
どっちも招いてくれたら、一番よくない?」
そうくると、思っていました!
実は、両方をよびよせる為に、
両手を挙げている、招き猫もいるんです。
一挙両得♪ と思いきや、
縁起が悪いって嫌う人もいるらしい?!
両手挙げの招き猫は縁起悪い?!
縁起のいい招き猫のはずが、
なんで嫌われちゃうの?猫が嫌いなの??
無類の猫好きの私からすると、
両手を挙げた猫ちゃんなんて、激カワで、
連れて帰りたいくらいですが、
商売をされている方にとっては、
真面目な話、不吉な要素もあるようです。
両手を挙げて… 万歳?
万歳は、どんな時にしますか?
「やったー!」
「わーい!」
嬉しい時は、両手を挙げます。
これなら、縁起のいい感じがしますよね。
でも、こんな時もあるでしょう。
「もう打つ手がない。お手あげだ~」
「すっからかん。何にもなーい」
絶望的な、あきらめの気分。
空っぽの状態の意味でも、両手を挙げます。
良い意味と悪い意味の、
どちらを取るかは、自由だと思うけど、
ちょっとでも不吉な要素がある置物は、
自分のお店に置きたくないと、
考えるのも、わかりますよね。
欲張らず、左手を、
頭の上に挙げている、うちの招き猫と、
同じタイプで、商売繁盛を狙いましょう。
インターネットでも、手軽に買えますし。
どれ検索して… あら… 手が顔の位置にある。
手を挙げている高さも、
招き猫によってバラバラみたい。
ひょっとして、高さにも意味があるの?!
手の高さにも意味がある!
ありますあります。
調べてみたら、非常にわかりやすい、
意味が、こめられてました。
あなたが、近くにいる人を呼ぶ時、
どんな風に手招きをしますか?
たぶん、肩の高さに手を持ってくるでしょう。
では、遠くの人を呼ぶ時は?
私なら、
両手をぶんぶん、高い位置で振り回します。
コッチにおいでよー!って感じです。
つまり手の位置が、
- 低め →近くの人(金)を招く
- 高め → 遠くの人(金)を招く
ずいぶん、人間味あふれる猫だなと、
関心しちゃいますよね。
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まとめ
招き猫が挙げている、
手の意味について、お話しました。
最初に登場した、写真の招き猫は、
母が大事にしている、宝物です。
色がやけに薄くて、ちょっと怖いでしょ?
なぜ、色が薄くなったのかというと、
毎日毎日、母が拭いているから。
この招き猫は、
父と母が、ラーメン屋を始めた時に、
二人で、東京の合羽橋に行って、
買ってきたものだそうです。
もう25年以上前の話になります。
父が亡くなり、営業時間を短くして、
母一人で続けている、ラーメン屋。
今でも、この招き猫は、
毎日お客さんを、招いてくれます。
この猫は、神の使いではなく、
私達にとっては、家族のような存在です♪