ほくろ除去には、いくつかの方法があります!
私は病院でレーザー治療を受けて、5mm大の膨らみがあるほくろを取りました。
除去から1年経ちましたが、痕はほとんど残っておらず、再発する可能性もほぼ無いでしょう。
友人がほくろで悩んでいたら、病院で取ってもらったらいいよと、アドバイスしています^^
でも、
- 病院に行くのが面倒
- ほくろ除去の費用が高そう
なんて思ってしまうと、「自宅でほくろ取りはできないの?」と考えちゃいますよね。
この記事では、ほくろ除去を病院で行う場合の方法と、自宅で取るやり方をご紹介しながら、それぞれのメリットとリスクについてまとめていきます。
一番最後に、一目でわかる【ほくろ除去おすすめ比較表】を掲載しましたので、ぜひ参考にしてください♪
【ほくろ除去の方法】病院vs自宅!安全で安く取れるのはどっち!?
ほくろ除去はどこでする?病院vs自宅
ほくろ除去は、病院でおこなうのが一般的です。
皮膚科や美容外科で施術を受けられ、医師によるカウンセリングの後、丁寧にほくろを取り除いてもらいます。
皮膚科なら、ほくろの種類によっては健康保険が適用されます。
ほくろには良性と悪性があり、ほとんどのほくろが良性ですが、
- 痛み
- 出血
- いびつ
- どんどん大きくなっている
などの症状がある場合は、悪性ほくろの可能性があります。
放置しておくと悪化する恐れがあり、医療措置としてほくろを取る必要があると、保険適用となります。早めに受診した方がいいですね。
美観(見た目)が気になってほくろ除去を取る場合は、保険適用にならないことが多いです。
(*病院によって判断基準が違うので、除去する際は医師によく相談してくださいね。)
自宅でほくろを取る人も、実は年々増えているとか( ゚Д゚)
ネットの口コミで「私はこれで取りました!」と書き込みがあると、それが広まり真似する人が続出しています。
費用的に、病院で取るよりもかなり安上がりですし、親にほくろ除去を反対されている学生さんなど、若い人が試しているようです。
しかし、自己流で皮膚を刺激してしまい、逆にほくろが大きくなったという意見もあります。あくまで自己責任になります野で、ご注意ください!
では、病院と自宅、それぞれのほくろ除去の方法を詳しくていきましょう。
病院でほくろ除去をする方法
レーザー治療(炭酸ガスレーザー)
- 安全性・・・非常に安全
- 痛み・・・なし(麻酔あり)
- 時間・・・1つ10分程度
- 回数・・・1回(再発したら再治療)
- 再発・・・再発することもある
- 費用・・・1つ5千円~1万円程度
- おすすめ度 ◎
ほくろ部分にレーザーを照射して、ほくろを焼き切るようなイメージ。1つのほくろに10分もかからず、かなり短い時間で施術が完了します。
照射前に麻酔を打つので、施術中は痛みを全く感じません。術後は痛み止めや化膿止めが出ます。
レーザー治療によるほくろ除去のメリットは、傷が小さく済むところですね。そのぶん、他の除去方法よりも傷口の治りが早いです。
私の場合は、ほくろを取った部分にカサブタができるまで1週間かかり、テープ止めをしたまま2ヵ月、赤みが消えたのが半年後、痕が綺麗に消えたのは1年後。
長いように思われるかもしれませんけど、顏のほくろに長年悩んでいたので、半年の我慢をつらくは感じませんでした。
レーザー治療のリスクは、皮膚の奥にほくろ細胞(メラノサイト)が残ってしまい、再発する可能性があることです。
赤い痕が残る、痕が盛り上がる人もいるそうです。除去部分を日焼けしてしまうと、シミの原因になりますし、アフターケアが重要ですね。
ただし、施術後に医師の指示通り生活をしていれば、それらのリスクはかなり軽減されますので、ご安心ください♪
メスによる切除
- 安全性・・・非常に安全
- 痛み・・・なし(麻酔あり)
- 時間・・・1つ15分程度
- 回数・・・2回(治療・抜糸)
- 再発・・・再発はほぼなし
- 費用・・・1つ1万円程度
- おすすめ度 ◎
メスを使って、皮膚の奥部までほくろ細胞を除去します。
麻酔を打つので痛みはなく、ほくろの大きさと数によって所要時間15分程度で終わります。
メスで切除するほくろ除去のメリットは、再発の可能性がほぼないことです。
私の友人でレーザー治療でほくろを取った人がいるのですが、先にご紹介したレーザーのリスクである「皮膚が膨らんだ」状態になり、ガッカリしていました^^;
かなり大きなほくろだったので、取る前よりは目立たなくなったけど、思ってた仕上がりとは違うとのこと…。
「芯」と呼ばれることもありますが、根が深いものや、直径・ふくらみが大きなほくろを取る場合は、レーザーではなくメスによる切除の方が、確実に取れるでしょう。
メスで切除するリスクは、レーザーよりも傷口が大きくなるため、痕が消えるのに時間がかかることですね。
とはいえ、専門医師が綺麗に皮膚を接合してくれますので、傷口はすぐに目立たなくなります。レーザー治療と同様、医師の指示通りにアフターケアを行いましょう。
自宅でほくろを取る方法
ほくろ除去クリーム
(画像 Amazon)
- 安全性・・・不明
- 痛み・・・ヒリヒリする
- 時間・・・1つ数分程度
- 回数・・・約30回(再発したら再治療)
- 再発・・・不明
- 費用・・・2160円(Amazon)
- おすすめ度 △
カソーダ(ヒマシ油&重曹配合保湿バーム)という海外の製品です。
ネットリとしたクリーム状で、ひまし油と重曹を配合しており、ほくろに直接塗って使います。
(使い方)
- 清潔な肌に適量を塗る
- 5~10分ほど放置
- 綺麗に洗い流し、絆創膏で保護
- 数日使い続けると皮膚が剥がれ落ちる
- ほくろ色素が消えるまで繰り返す
カソーダを使うメリットは、ネットショップで安く手に入ることですね。また、自宅で手間なく使えるのも、人気の秘密のようです。
使用者からの意見は賛否両論で、ほくろやシミなど肌の気になる部分に使い、「綺麗な肌になった」という口コミがある一方、
「色が濃くなった」「痛みが強くて怖い」といった意見もあります。
リスクは、安全性に確証が持てないこと。
化学薬品で強引に皮膚に炎症を起こさせて、自然治癒力によって肌を蘇らせる方法なので、失敗すると痕が残ってしまうかもしれません。
もぐさ
(画像 Amazon)
- 安全性・・・注意が必要
- 痛み・・・熱い
- 時間・・・1つ数分
- 回数・・・約9回(1日3回×3)
- 再発・・・不明
- 費用・・・540円
- おすすめ度 ◎
もぐさは、ヨモギなどの薬草を配合したお灸です。
(使い方)
- 肌を清潔に洗い流し水分を拭く
- ほくろにもぐさをのせる
- 線香で火をつける
- 火が消えたらもぐさを捨てる
- 1日3回、3日ほど続ける
薬草成分と熱を使い、皮膚を焼きとる方法になります。
上の画像はAmazonで購入できるもぐさですが、高品質なものになると1袋5千円~1万円くらい。
もぐさによるほくろ取りは、昔から行われている方法だそうです。メリットは、自宅で好きな時間にできることでしょうか?
しかし、自分でもぐさを使うのは難しいのではないかと思います。
使用量や火のつけ方が曖昧で、素人が行うとやけどをする危険があります。顏のほくろを取りたくても、もぐさをのせて火をつけるのは難しいでしょう。
何日でほくろが焼きとれるかハッキリしないのも、不安要素です(--
絶対にやってはいけない方法
自宅でできるほくろ除去の方法として、上記二つの他にも、
- 安全ピンで突き刺す
- ハサミやカッターで切る
- オロナインを塗る
を試す人がいますが、これらは絶対にやらないでください!
下手に刺激をすると、ほくろが大きくなる原因になります。
私も、学生時代に顔のほくろをハサミで切った経験があります。幸い、傷は残りませんでしたが、同じ場所に同じ大きさで再発しました。
皮膚科でその話をしたら、先生に「絶対にやってはいけないこと」だと注意されいました。。
皮膚は私達が思っているよりも、ずっとデリケート。適当に切ったりすると、炎症を起こしたり皮膚がつれたりと、取り返しのつかない事体になりかねません。
オロナインを塗るとほくろが取れると噂されているようですが、これは都市伝説のようなものです。
オロナインに、ほくろ細胞を分解する作用はありません。刺激されて痒みや痛みがでたという意見もあります!
ほくろ除去おすすめ比較!
ご紹介してきたほくろ除去4つの方法を、比較してみましょう♪
手軽と思われていた自宅でのほくろ除去ですが、何度も行わないといけないし、成功する確率は低いと思われます。
費用は安く済むけれど、もし失敗してほくろが大きくなってしまったら、後悔することでしょう(´Д⊂
やっぱり病院で取るのが安全だし、綺麗に除去できることは明白。
レーザー治療は再発の可能性が0ではないけれど、私をふくめ大勢の患者が綺麗に取れています。
費用は病院によって価格が違います。皮膚科または美容外科で調べ、初診の時に見積もりを出してもらってください。
私のほくろ除去にかかった費用については、別の記事で詳しくご紹介しています
レーザー治療かメスによる切除をするかは、医師と相談して決めることができます。
短時間で傷が小さく済むレーザー治療なら、費用も少なく気軽に受けられるので、まずは来院してみてくださいね^^
自宅でほくろを触らない!
いろんな方法を試してみたくなるけれど、ほくろ取りはお医者様に任せた方が絶対にいいですよ。