ペットが死んだらやること(遺体の保管方法・葬儀・手続き)

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私は以前「ペットが死んだら、保健所に連絡をして引き取りに来てもらう」ものだと思っていたのですが、

自宅で猫が息をひきとった時に住んでいる市のHPで調べてみたら、「専門業者に直接連絡をする」ように書かれていて驚きました。

ペットの遺体の処理方法は、市町村によって違うんですね。

そして、遺体と別れるまでどうやって保管すればいいか、焼き場までどうやって運ぶか、わからないことだらけであせった記憶があります。

 

この記事では、

  • ペットの遺体の保管方法
  • ペットが死んだらどこに連絡をするか
  • 葬儀と埋葬の種類、かかる費用
  • 私の猫が死んでしまった時に選んだ方法(体験談)

をまとめています。

 

私たち飼い主が、ペットのためにしてあげられることと、やらなくてはいけないこと。いつか訪れるその時のために、心の準備をしておきましょう。


 

ペットが死んだらすぐにやること(遺体の保管方法)

犬・猫・ウサギ・鳥、どんなペット死んだらすぐに、遺体が傷まないように保管します。

ずっと抱きしめていたい、いつまでも体を撫でてあげたいと思うでしょう。

ですが、動物は死ぬと数時間以内には筋肉が固まり、辛そうな姿勢のまま動かせなくなってしまいます。

また、人の体温で内蔵が腐ってしまうおそれがありますので、楽にしてあげましょう。

 

安置に必要なものは、この5点です。

  • ダンボールなどペットの遺体が入る大きさの箱
  • 外側に敷く大きなビニール袋
  • 体を包むバスタオルなどの布
  • 腐るのを防ぐために使う保冷剤かドライアイス
  • ペットが好きだったオモチャやオヤツ

木や紙の箱でも大丈夫ですが、ダンボールの方が手に入りやすく大きさの調節がしやすいですね。

箱にビニールを敷いてその上にバスタオル2重に広げ、あいだに保冷剤をはさみます。

遺体を置いた時に、お腹(内蔵)・頭・お尻の3ヶ所が冷える場所に保冷剤を設置しましょう。

 

体の大きい犬は保冷剤・ドライアイスはできるだけ多と良いですが、用意できない時はビニール袋を2重にして氷のうを作り冷します。

目・鼻・口などに汚れがあれば固く絞った布でキレイにしてあげて、寂しくないように好きだったおもちゃや好きだったオヤツを添えるといいですね。

火葬する際は不燃物があると一緒に焼いてもらえない場合があるため、プラスチック製品を避けオヤツは紙の袋に移し入れておきましょう。

 

冬場は暖房が当たらない場所に、夏場はエアコンをかけて室温を低く設定します。日差しをさけ冷暗所に保管します。

自宅での保管は長くても3日以内にして、遺体が傷んでしまう前に埋葬の準備をすすめてください。


 

連絡は保健所?専門業者?住んでいる市町村で確認

ペットの犬が死んでしまったら、保健所・保健センターなどに死亡届けを出します。また、サルやワニなど飼うために届け出がいる動物も、死亡届が必要です。

それ以外のペット、猫・鳥・うさぎ・ハムスターなどは死亡届けは要りません。

 

遺体をどこで火葬するかは、住んでいる市町村のHPまたは電話で確認しましょう。

保健センターなど市へ依頼しての火葬の場合は、骨を引き取れないことがあります。ペットのお墓を作りたい・遺骨を手元に残したいかたは、そのあたりも調べてくださいね。

ペット葬儀屋や動物霊園は、インターネットで検索するとたくさん見つかると思います。

遺体の持ち運びや、今後お墓参りに行く時のことを考えると、自宅から近いお墓がおすすめです。

 

ペットの葬儀と埋葬方法、かかる費用

ペット葬儀屋・動物霊園に依頼すると、火葬・埋葬まで一通りおこなってもらえます。また、火葬とお別れ式(お葬式)のみ依頼して、お骨を持ち帰ることも可能です。

火葬は合同火葬と個別火葬があり、火葬後どのように遺骨を安置するかによって選びます。

 

ペットの火葬にかかる費用は業者や地域によって違いますが、相場は以下の通りでした。

  • 合同火葬・・・小動物、猫、小型犬は1万5000円ほど/中型犬、大型犬は3万円〜5万円くらい(体重による)
  • 個別火葬・・・合同火葬よりも5000円ほど高い

 

自宅の庭に埋める場合は、ご自身ですべておこなうのなら道具さえあれば費用が少なく済みます。

ただし、時間が経って腐敗臭が出てしまうとカラスに掘り返されてしまう心配がありますから、地面から1m以上掘って埋める必要があり、かなり大変です。

それぞれの埋葬方法について、詳しくご紹介しますね。


 

ペット霊園など専門業者で合同火葬する

合同火葬とは、霊園へ持ち込まれたほかの動物と一緒に火葬し、1つのお墓(慰霊塔)に埋葬する方法です。

  1. 持ち込み
  2. 契約と費用の支払い
  3. お別れ式(お葬式)
  4. 合同火葬(立ち会いなし)
  5. 埋葬(立ち会いなし)

霊園によっては、車で遺体の引き取りをしてくれるところもあります。依頼から短時間で式が終わり、費用も比較的少なくて済みます。

ほかの動物と一緒に焼かれること、一緒のお墓に入ることに抵抗がないようなら検討しましょう。

 

ペット霊園など専門業者で個別火葬する

個別火葬は、ペットごとに火葬して遺骨を飼い主さんに返すか、個別のお墓に納骨する方法です。

  1. 持ち込み
  2. 契約と費用の支払い
  3. お別れ式(お葬式)
  4. 個別火葬
  5. 飼い主へ返骨または納骨

<火葬にかかる時間はペットの大きさにより、小動物や猫は30分ほど、大型犬は2時間ほどかかるそうです。事前に霊園に聞いておきましょう。 骨壷と分骨袋、墓石は霊園で購入できます。 「家族だけでしっかりと供養してあげたい」「ご自身のペットだけのお墓を作りたい」「手元に遺骨を保管したい」かたは、個別火葬を選んでいます。

 

自宅の庭に埋める(土葬する時の注意点)

「庭にペットを埋めるのは犯罪では?」という意見がありますが、私有地に埋葬するのなら法律上問題ありません。

臭いが出て近隣に住んでいる人から苦情が出ないように、市役所に相談しておくと安心です。

    ■用意したいもの

  • 軍手
  • ペットの遺体を包む綿100%の布
  • 墓石や墓標

 

土に帰るといいますが、土葬した動物は長い時間をかけてゆっくり溶けて土になります。

ポリエステルなどの化学繊維は溶けずに残ってしまうため、土葬に使う布は自然素材のものを用意しましょう。

穴の深さは最低1m掘り、埋めた場所は土が沈没することをふまえて山なりに盛ります。

遺体をそのまま埋めるよりも、火葬して骨の状態で埋める方がずっと楽で臭いが出る心配がありませんので、検討してみましょう。

ペット用の墓石は、ホームセンターやインターネットで購入できます。

 

私の猫が死んでしまった時に選んだ方法(体験談)

ここからは私の体験談です。興味のあるかただけお読みください。

 

これまで数匹の飼い猫を見おくってきましたが、つい先日も14才の茶トラ猫が死んでしまい火葬してきました。

病院で「慢性腎不全」と診断され、通院と自宅での皮下点滴を続けましたが回復せず。急激に体調が悪くなり、家族で取り囲んで見届けました。診断からわずか3ヶ月です。

 

すぐに遺体を箱に入れる準備をして、体を整えて寝かせました。

たくさん頭を撫でて、あごの下を撫でて、背中からしっぽのかけて毛並みをそろえて。ティッシュで、口元と鼻の汚れを丁寧に落としました。

病気が悪化してからほとんど食事を食べなかった茶トラ氏でしたが、唯一食べてくれたのがオヤツのシーバだったので、シーバを紙に包んで口元に添えました。

 

いくつかの保冷剤を使って体を冷し、そっと箱の蓋を閉じました。

「できれば今日中に霊園に連れていきたい」と思いましたが、午後5時、霊園への持ち込み受付時間が過ぎていたので、電話予約だけして、翌日霊園の営業開始時間に合わせました。

早く霊園に安置したかった理由は、遺体が傷むのを防ぎたかったから。それと、亡骸に気持ちをひかれて離れられなくなってしまいそうだったからです。

 

自宅マンションから近い場所にペット霊園があり、以前からそちらにお世話になっていたため手順は慣れています。

受付の人に茶トラ氏を預けて申し込みと支払いを済ませ、お別れ式の用意が整うのを待ちました。

私たち家族は、飼い猫に合同火葬・埋葬を選んでいます。

理由は費用が安いからではなく、

多くのペットたちが埋葬されている慰霊塔は、いつもたくさんのお花がたむけられていて、うちの子達も寂しくないだろうと思うからです。

 

お別れ式で「毛を刈って手元に残すことができる」と言っていただきましたが、「生前の写真や、記憶や、一緒に過ごしてきた空間があるから大丈夫です」と遠慮しました。

もしも戸建てに住んでいたとしても、たぶん自宅の庭に埋葬せず合同火葬を選んだと思います。


 

あなたが選ぶペットのための供養方法を

ペットが死んだらやることとして、遺体の保存方法・埋葬の種類・手続きについてご紹介しました。

 

霊園には、ペットの名前で作られたお墓や人間のお墓のように名字が刻まれた墓石が建っています。ご家庭によっては、自宅で埋葬していることでしょう。

また、我が家のように合同火葬で慰霊塔に埋葬されているペットも、数多くいます。

どうやって供養してあげるか、葬儀のやり方だけでなくその後のお参りのことも考えて、一番良いと思う方法を選んであげてくださいね。

 

別れは本当に悲しいです。辛いです。

いくら泣いてもキリがないくらい涙がこぼれてきます。

私がこの記事を書いた理由は、初めて飼い猫を見送った時に慌てすぎてしっかりと悲しむことができず、あとで後悔したからです。

これからどうしたらいいか悩むことより、猫への愛情だけを感じていたかったと思うから。茶トラ氏の時は、ただひたすらに泣くことができました。

 

いつか来るその時、

どうしたらご自身が受け入れるか、穏やかに過ごせる結論を見つけてくださいね。

   

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